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《 制作エピソード 》Pillow

きっかけはマットの切れ端

Pillow(ピロー)は基本的にボルダリングマットの制作で発生する切れ端を使って制作しています。
クライミングマットのような大型製品がメインアイテムなので、どうしても生地の切れ端は発生します。
コーデュラナイロンの切れ端がどんどん増えていく中「これで何か面白いアイテムを作ろう!」というのがPillow誕生のきっかけでした。
 

続々と生まれる切れ端たち

サイズの基準はシューズ×2

Pillowは大型サイズのマルチケースです。
サイズは28 × 38cm。下部には4cmのマチがあるので様々なクライミングギアが収納できます。
サイズは色々悩んだ結果、クライミングシューズが2足入るサイズを選定しました。
ちなみに足が大きい私のシューズ(US9.5とかEU40.5とか)が2足入るので、大抵のシューズは収納できるはずです。

シューズケースではなくマルチケース

前述の通り、Pillowはマルチケースです。
しかしながらサイズの基準をクライミングシューズにしているので、どうしても「シューズケース」と認識されているようです。

以前にレッジさんでPOP UPをした時に、カムが2セット収まる事が判明。
ガチャ入れとして多くの方にご購入いただきました。
 

 
クライミングスペース レッジ
https://ledge.jp/

コーデュラであること

私は岩場に行く時は2個のPillowを持っていきます。
それは素材のCordura(コーデュラ)ナイロンが岩場に適した素材だからです。
コーデュラは多少嵩張るものの、通常のナイロンの8倍の強度があると言われている通り、岩場での長期ヘビーユースを考慮するとコーデュラを採用するメリットは大きいと考えています。
 
 
Pillow(28×38×4cm)
https://climbheads.com/product/pillow/