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《 カスタムオーダー紹介 》Jerry Ukai(ジェリー鵜飼)

カスタムオーダーについて思うこと

カスタムオーダーに対する想いは複雑だ。
メーカーとして「これだ!」というものを出しているので、やたら無闇にカスタムオーダーを受けるつもりはない。
しかし思い返すと私自身も既製品で満たされなかった事がきっかけとなり、所有品のカスタムやオリジナル品を作り始めたというのがクライムヘッズの原点でもあるので、お客さんの要望にはできる限り応えたいという想いもある。

本音は、色々作りたい

ボルダリングマット屋なので基本的にはマットをひたすら作っているんだけど、色々なモノを作りたいというのが本心だ。

物作りは楽しい。
私の場合、ミシンを踏んでいる最中も楽しいけど、目的や使い方を想像しながら仕様やギミックを考えている時も楽しい。
そして「これだ!」というアイデアが降りてくると夢中で形にしたくなる。
これが「ものづくり」の醍醐味だと考える。

昨年より「Hondaキャンプ」というDIY企画で製品ディレクターのお仕事を定期的に頂いている。
本業のボルダリングマットとは全く関係ないが、毎回楽しくやらせてもらっている。

クライアントから頂くお仕事は、ほとんどの場合に制約があって、クリエイティブに欠ける!なんて思っている人もいるかもしれないが、お題(制約)の範疇で最大限にいいものを作るという、逆にスパイスになったりして面白い。
要は「ものづくり」が好きなのだ。

Hondaキャンプ
https://www.honda.co.jp/outdoor/diy/shade/?from=camp_top_topics

ジェリー鵜飼さんのカスタムオーダー

ここからが本題です。
クライムヘッズで言えば屋外用のボルダリングマットではあるものの沢山のカスタムオーダーを受けてきた。その中でも印象深いのがジェリー鵜飼さんからのオーダーだ。
 

クライミングウォールマット兼就寝用ベッド兼ラウンジソファ兼娘ちゃんの遊び道具兼…
他の用途もあるかもしれないが、本当に沢山の使い方で楽しんでもらっている。
マットが置いてある鵜飼さんのアトリエには事前打ち合わせと納品の2回遊びに行きましたが、とても素敵な空間だ。あの空間にクライムヘッズのマットがある事が嬉しいし、衣食住の一部になれてよかったと感じたオーダーだった。

 
Bed(90×120×12cm)
https://climbheads.com/product/bed/

代官山蔦屋書店 T-SITE 10周年企画に参加

 

そんなご縁もあって、今回鵜飼さんが主催する「代官山 蔦屋書店10周年記念フェア」にClimbheadsとして参加させてもらっています。
今回のフェアでは、先日鵜飼さんからのオーダー品でもあった筒状のダッフルバッグを予約販売中。

このダッフルバッグは、イメージキャラクターの「ジャック・ドー」の旅のお供をイメージして制作しました。
キャンプではシュラフや防寒具を詰めて枕にしたりなど、使い方はさまざま。
インドアでもアウトドアでも楽しく使えるアイテムです。

生地はコーデュラナイロンを採用。
ジャック・ドーの行き倒れビバークにもピッタリ?な素材です。
 
 
ジェリー鵜飼
https://www.instagram.com/jerry_ukai/